TRDのドアスタビライザーを取り付け方法をご紹介します。
ドアスタビライザーは低価格で車の剛性を上げる事ができます。
TRDドアスタビライザーとは?
ドアスタビライザーとは、TRDから発売されている商品です。
純正では、ドアストライカーでロックだけしている状態でボディとドアの間には隙間があります。
ドアスタビライザーは、そのボディとドアの隙間を埋めるためのパーツです。
ドアストライカー側にスライド機構を持たせる事で、ボディとドアの隙間を密着させています。ボディとドアを密着させる事で、ボディとドアが一体化し剛性を高めています。
ドアスタビライザーは、【86専用】と【汎用タイプ】とあります。
86やBRZの場合は、86専用をおすすめします。
汎用品の場合は、ネジ穴のピッチが合えば取り付けが可能です。
ボディ:約38mm〜40mm ドア:約58mm〜60mm |
ドアスタビライザーの取り付け
工具&準備
まずは工具の準備をします。
・プラスドライバー ・トルクレンチ ・トルクス(T40)のソケット等 |
※ドライバーは根本の部分が六角形のものがおすすめです。レンチ等で力を入れて回せます。
ボディ側の取り付け
純正のドアストライカーです。
まずは、純正ドアストライカーのネジを外します。ネジを緩める際は、2つのボルトを均等に緩めてください。取り外した純正ドアストライカーのネジは使用しません。
正直この2つのネジを外すのが一番大変です。
ネジにロック剤が塗ってあるので非常に硬いので、舐めないように注意が必要です。
ここでネジを緩める際に、プラスドライバーをレンチ等で力を入れて回せると良いです。実際ドライバーだけでは、全然回りませんでした。
ドアストライカーのネジを舐めてしまった場合におすすめ!!
86のドアストライカーのネジは硬すぎです。
実はネジを取り外す際に、一か所盛大に舐めてしまいましたので、ネジをなめた場合におすすめのものをご紹介します。
いろいろなネジ外し工具を試しましたが、全然緩みませんでした。
正直諦めかけましたが、最後にネジすべり止め剤というもの試したところ、緩める事ができました。舐めてしまった場合、試してみてください。
ドアスタビライザーを取り付けます。スライド部分をスライドさせた状態で、付属のトルクスボルトを締め付けます。締め付けトルクは23N・mです。
ドア側の取り付け
写真の2本のボルトを外します。この2本のボルトは使用します。
外したボルトを使用して、プレートベースを取り付けます。締め付けトルクは6.5N・mです。
トルクレンチを持っていない場合は、締め付けし過ぎるとプレートベースが変形してプレートの取り付けができなくなるので注意してください。
プレートベースにプレートをスライドさせて取り付けます。
取り付け後は、プレートがしっかり取り付けられている事を確認してください。
最後に一度ドアを閉めて確認してください。ここで異常がなければ完了です。
ドアとボディのツラがあってなければ調整が必要です。
まとめ
今回はドアスタビライザーの取り付けについてご紹介しました。
ドアスタビライザーは低価格で車の剛性を上げる事ができるのでおすすめです。
86の純正のドアストライカーを外す時だけ注意すれば、取付けも簡単です。